2015年6月アーカイブ

いらっしゃい!ターボR その4

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MSX用のゲームパッドはATARI規格に沿っていて、その流れを汲むメガドライブのパッドを改造することで、MSXで使えるようになります。そのままでも、方向キーとBボタンは使えますけれど。

で、ちょうど使っていないメガドラ互換パッドがあったので、それを改造してみることにしました。以前に1,000円くらいで購入したものですが、ランドストーカーで方向キーの斜め入力に少々難があったので、ずっとしまったままになっていたものです。

やり方は、中の配線を何本か下記のように入れ替えるだけです。ピンアサインは、パッドのコネクタを正面に見て、上右端から1番、上左端が5番、下右端が6番、下左端が9番、となります。

MD   MSX
1-------1
2-------2
3-------3
4-------4
5-------5
6-------7
7-------X
8-------9
9-------6

何番が何色の線かを導通して調べ、6番を9番の付いていた所に、7番を6番の付いていた所に、8番は浮かせて、9番を8番の付いていた所に、という具合に付け替えます。こうすることで、メガドラパッドのCボタンが、MSXのAボタンとして使えるようになります。

いらっしゃい!ターボR その3

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MSXエミュレーターならblueMSX、ということでさっそくインストールしてみました。動作に必要なBIOSは、オープンソースのC-BIOSなどもありますが、より実機を再現したいなら、各自がそれを用意する必要があります。表向きは!

ありがたいことに、FS-A1STには、blueMSXのサイトに、BIOSを吸い出すためのダンプツールが用意されています。

ということで、以下はFS-A1ST実機からBIOSを吸い出す方法についての、備忘録的メモです。

いらっしゃい!ターボR その2

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MSXが扱えるフロッピーディスクは2DDまでですが、2HDであってもディスクの正面右下にある識別窓をテープで塞ぐなどすれば、2DDとして扱うことができます。

MSX用のFDをPCでバックアップするなら、Disk-Managerというツールが便利です。実FDをディスクイメージに変換するツールですが、イメージを実FDに展開することもまたできます。さらにディスクの2DDフォーマットも可能。

ディスクコピーも、Disk-Managerで行うと、ディスク入れ替えの手間が大幅に省けますね。また、作製したディスクイメージは、MSXエミュレーターでも扱うことができるようです。

ちなみに2HDのFDは、今現在アマゾンで10枚で1,000円程度、USBのFDDも安い物なら1,000円前後で売ってます。

いらっしゃい!ターボR

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先日、パナソニックのFS-A1STをハードオフで発見回収しました。MSX turboR規格のパソコンというかマイコンというか、です。ジャンク扱いで、音が出ない、FDDが使えない、付属品無し、とのことで¥2,000でした。

外観はキートップが多少黄ばんでいる他、筐体のロゴなどがかすれていたり、あちこち傷があったりと、それ相応の状態。電源を入れて動作を確認してみると、BASICも内蔵ソフトも問題なく起動しました。キー入力にも特に異常はみられません。また、出ないとあった音も、なんと!正常に出力されました。

FDDにはシステムディスク2というのが挿さったままでしたが、こちらはやはり使いものにならず。分解してみると中で動力を伝えるゴムベルトがボロボロに千切れていました。このゴムベルトは保守部品としてパナソニックのお店から取り寄せることができると聞いたので、すぐに馴染みのパナのお店に問い合わせて購入。ベルト交換後はちゃんとシステムディスク2を読み込むことができました。

無事直ったところで、今さらMSXという気もしないでもないですが、せっかくなので、これを機にBASICでもかじってみようかな、なんて思ったり、思わなかったり。イヤ~っ、ジャンク漁りって、ホントにスバラシイですね!

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