2009年3月アーカイブ
禁煙を始めてから今日で丸一年になりました。我ながらよく続いたなあと、正直意外な感があります。というのも、それ以前に二度禁煙を試みて、いずれも一週間と持たずに挫折していたからです。もう無理だと思っていたのに、何故今回はうまくいったのでしょうか。
その発端はこうです。夜中に不意に煙草を切らしてしまい。買いに出るのも面倒なんで、朝まで我慢しようと思い。さらに、いい機会だから出来るところまで、まず三日は我慢してみようと思い。それが一週間になり、一ヶ月になり、そして今日に至る、というわけです。
思うに、過去の失敗は、二度と喫煙すまいという自身の決意のプレッシャーに負けてしまったような感じでした。今回は、禁煙とか自分には無理っぽいんだから、もうダメだと思ったらそこであきらめようという気持ちを常に持っていました。つまり、心に逃げ道を用意しておいたのがよかったのではないかと思います。
それから、禁煙中は口淋しいものです。飴をなめたりガムを噛んだりというひとは多いでしょう。私もそうでした。でもいちばん効果があったのは、冷たい水を一口ゆっくりと飲むことでした。だからいつも水入りのペットボトルを手元においていました。水はたくさん飲んでも、まあ害はないですから。
しかし一年経ったからといって禁煙が成功したとも思えないのです。喫煙のあの心地よい記憶というのは消せませんからね。今でもごくたまにですが、ストレスが溜まったときなどに煙草が恋しくなることがあります。また夢にも見ます。たぶん、禁煙は一生ものの行為なのでしょうね。
64年前の今日 - 桜花(Wikipedia)
1966年5月のドリー・リードに
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