いらっしゃい!ターボR その3

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MSXエミュレーターならblueMSX、ということでさっそくインストールしてみました。動作に必要なBIOSは、オープンソースのC-BIOSなどもありますが、より実機を再現したいなら、各自がそれを用意する必要があります。表向きは!

ありがたいことに、FS-A1STには、blueMSXのサイトに、BIOSを吸い出すためのダンプツールが用意されています。

ということで、以下はFS-A1ST実機からBIOSを吸い出す方法についての、備忘録的メモです。

blueMSXの公式サイトのリソースのページにあるPanasonic Dump Toolsから、FSA1ST.zipをダウンロードし、解凍してできたFSA1ST.BASを、適当なMSX用のFDにコピーします。

フォーマット済みのブランクFDを1~8枚ほど用意します。

FS-A1ST実機を、キーボードの"1(テンキー不可)"を押しながら起動し、標準モードで立ち上げます。

先ほどのFDをセットして、RUN "FSA1ST.BAS"でダンププログラムを実行します。後はその指示の通りに操作して、用意したブランクFDに、システムロム、ファームウェアの順にダンプしていきます。

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全てダンプし終えたら、それらをPCにコピーします。この時、システムロムとファームウェアは別々のフォルダにコピーしておいたほうが良いでしょう。

実機だけでダンプを行うなら、ブランクFDは8枚ほど必要ですが、PCを並行して立ち上げておき、逐次ファイルをそちらに移動させてディスクを空けていけば、FD1枚でも事足ります。が、2,3枚でローテーションしていった方が効率的ですね。

ファームウェアは32個のファイルに分割してダンプされます。それらをPC上で、コマンドプロンプトから、ファームウェアのフォルダに移動し、COPY /B A1STFIRM.*  A1STFIRM.ROM  として結合します。バイナリファイルを結合できるGUIツールを使ってもかまいません。

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blueMSXをインストールしたフォルダの、Machines\MSXturboR - Panasonic FS-A1ST フォルダに、結合したファームウェアと全てのシステムロムをコピーします。これで準備完了。

blueMSXを立ち上げて、「ツール」→「マシン構成編集」で、MSXturboR - Panasonic FS-A1ST を選択して、起動出来れば成功です。

なお、blueMSXの設定などについては、以下のサイトが参考になるでしょう。


MSX保全情報
http://domisan.sakura.ne.jp/article/msx/msx.html

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