2010年3月アーカイブ
マーヴィン・ゲイの「I Want You」というアルバムのジャケットの絵は、その音楽におとらず素晴らしいものです。これを描いたErnie Barnes(アーニー・バーンズ)はアメリカの画家。画家になる前はプロフットボール(NFL)の選手だったという異色の経歴。1984年のロサンジェルスオリンピックでオフィシャルアーティストをつとめたほどですから、向こうではビッグネームなのでしょうね(詳しく知りたい方はこちらをどうぞ)。ところで、私はこの絵を見るたび、レイ・ブラッドベリの短編集「太陽の黄金の林檎」に収録されている「黒白対抗戦」のある一文を思い浮かべます。それは、次のようなものです。
おれは踊るぜ、靴は破れろ、
あしたの晩の踊り場で
ジェリロル・ブルースが始まったら!
メタセコイアのようなモデラーが立体視に対応したらどんな感じかなというシミュレーション画像を作ってみました。やはりこういった立体メガネで見るアナグリフ方式が現実的でしょうね。
立体視によってモデリングがイージーになるかどうかは、実際にやってみないと判断はできないでしょう。けど、楽しそうではありませんか。
ちなみに、このアナグリフの作成にはこちらで配布されているものを使わせていただきました。
宇宙大作戦、スパイ大作戦、戦略大作戦、怪奇大作戦、ブラジル大作戦、プロポーズ大作戦、等々。昔は「大作戦」がいっぱいありました。ところがいまはどうでしょう。もはや見る影もありません。寒い時代になったと思いませんか。でもまあ、何が大作戦なのかよくわからないのも考え物ですけど。
Renderer : POV-Ray
デジモデ〈Digital Modeling〉のコーサク☆スキーさんに立体化していただいたエレーヌが先日届きました。さっそく写真を撮ろうとしたんですが、なかなかうまく撮れません。苦労したのですが、これが精一杯です。