Renderer : POV-Ray
POV-Rayです。これは複数の点光源(217個)をドーム状に配置した擬似天空光に、オーソドックスな3点照明を組み合わせてレンダリングしたものです。
正直、POV-Ray生きとったん、って感じだったんですが、やっぱいいですね、レイトレ。いちばんCGらしいというか。
そういえば、昔は他人のデータをレンダリングするだけで楽しかったもんです。まあ自分で作れなかったというのもありますけどね。
ということで、このPOVファイルをアップロードしておきます。レンダリングしてみてください。
14号(レイコ)をちまちま改造中。後ろにあるのは簡単な「頭身チェッカー」のようなものです。理想的な人体の比率といえば8頭身ですが、日本人の平均は7前後だそうです。このモデルの場合だと7.2頭身くらいかな。
BlenderのAOレンダリングには、レイトレースのほかに近似(Approximate)というタイプがあって、これがとても速いのです。今使っているPCはペン4の3.0Ghzですが、これだと左の画像のレンダ時間は1分17秒でした。最近のなんたらコアとかいうマシーンならばもっと速いでしょうね。
レイトレースはサンプル数が充分でないとノイズが目立ってしまい、サンプル数を増やすと時間がかかってしょうがないのですが、近似ではごらんのようにノイズはほとんどありません。で、速いと。ただその分、正確性に欠けるということです。
BlenderでAmbient Occlusionというやつを試してみました。左が通常のレイトレで、右側がそれです。
手法としてはGIに分類されるらしいですが、レンダリング結果を見るとラジオシティっぽい感じもします。
アンビエントオクルージョン、直訳すると「周囲の閉塞」、なんか解るような解らんような。
参考までに、このモデルのブレンデータ?をアップしておきますね。