音飛びなどディスクがうまく読めなくなったPS1は、縦にしたりすることで、それが改善することはよく知られているところです。
そこで、今さらですが、手近にあったもので、PS1の縦置きスタンドを作ってみました。作ったとはいっても、ブックエンドにPS1本体を立てかけるだけですが。
ブックエンドはスチール製の比較的頑丈なもので、PS1本体を支える部分に、ドアストッパーとゴム足を張り付けてあります。まあ、それだけです。
PS1はゲーム機としては今さらなものですが、CDプレイヤーデッキとしてみれば、まだまだ使えると思います。ハードオフなどでは、ジャンク扱いですが状態の良いものが300円程度で手に入りますから、オススメです。
頂き物のDP-1700にセットされていた、シュアーのM44Gというカートリッジは、50年以上の歴史を持つ定番カートリッジだそうです。近年はDJ用としての需要が多いとか。
出てくる音は、力強くて元気があるものですが、やっかいなことに、高音域で、女性ボーカルの「サ行」が音割れしたりするのです。
最初は、針の寿命かレコード盤の摩耗や汚れが原因かと思ってましたが、調べてみると、どうやらこれはM44Gの持つクセのようなものだと分かりました。
針圧を高くすると多少改善されるので、通常は適正値いっぱいの1.5gにしていますが、盤によっては2~3gにすることもあります。
根本的な対策としては、カートリッジを他のものに替えるというのがベストな解らしいですが、音割れ以外はすごく良い音なので、悩ましいところです。
アニメーション映画「アニマリンピックス」のサウンドトラックです。10ccのグレアム・グールドマン作。他の10ccのメンバーも参加していて、10ccのアルバムといっても通用するような作品になっています。
映画の方は観てないので分かりませんが、音楽の方は本当に素晴らしい曲がそろっています。なのに、これまでCD化がされてきませんでした。大人の事情があるんでしょうね。
これが聴きたいがために、レコードプレイヤー(DP-1700)を引っ張り出してきたわけです。レコードの方は、オークションで送料込み1,000円。ジャケットはともかく、盤の方はキズもなく、そこそこ良い状態でした。
たしかフルバージョンがYouTubeに上がっていたとおもうので、興味がある人は聴いてみてください。
CDプレイヤーとして侮れない音を出すという噂の、初代PS1(SCPH-1000)を入手しました。ジャンクで300円。電源とマザーボードは生きていましたが、ゲームも音楽CDも認識せず。
まずレンズのクリーニングと、ギアなどの駆動部へのグリスアップを行い、その後レーザーも弄ってみましたが、正常動作には至りませんでした。
なので、手持ちのPS1から、ドライブユニットを移植することに。あれこれ組み合わせて、ゲームも音楽CDも、ほぼ問題なく再生できるようになりました。
それで、肝心のCDの音質ですが、これまで使ってきたSCPH-3000と聞き比べてみると、そういわれればそうかもしれないという印象。はっきりいえば、明確な違いは分かりませんでした。
でもまあ、300円で良い音のCDプレイヤーが手に入ったんですから、良しとしますか。
つい買ってしまいました。パイオニアのAVアンプA-V1200。ジャンクで1,000円。添え書きには「音が小さい」とありましたが、背面を見ると、オーディオアダプター端子(AX-640でいうアクセサリー端子)にジャンパープラグがありません。
これはもしかして、と思って、持ち帰って、件の端子をジャンパーして動作させてみると、案の定ちゃんと音が出ました。ツマミがひとつ無かったり、いくつかのスイッチが接触不良気味だったり、ボリュームに微弱なガリがあったりしますが、音出しには問題ありません。というか、良い音です。
AVアンプという括りですが、普通のアンプにAVセレクターを付けた、みたいな気がしないでもありません。ともかく、良い買い物でした。
ヤマハのプリメインアンプAX-640の各入力で音が小さいという問題。じつは故障ではなく、背面のアクセサリー端子にジャンパープラグが挿さってなかったのが原因でした。
背面を清掃していて、このアクセサリー端子というのは何なのだろうと眺めていると、端子間に白いラインが描いてあるのに気づき、もしかしてと思って、ピンコードでジャンパーしてみたんです。するとダイレクトモードでなくてもちゃんと音が出るではありませんか、各入力で!
遅ればせながら、取説をダウンロードして見てみると、そのことがちゃんと書いてあります。ネット上にあるAX-640の画像を見ても、そこがジャンパーされています。
ちゃんと音が出てホッとしたのはモチロンですが、中の配線をいじったりのジタバタが無駄だったというのがガッカリです。先に取説を見ていれば、そんなこともなかったのに。
しかし、こんなことも、知らなければ故障と早とちりしてしまうのも、仕方ないでしょうね。ひとつ勉強になりました。ちなみに配線は元に戻しました。
レコードプレイヤー(DP-1700)を鳴らすために、フォノイコライザー付のアンプを購入しました。ヤマハのAX-640。ジャンクで2,000円。不具合アリ。
まず、2系統あるスピーカー出力のA系の音が出ません。B系は問題なし。また、いずれの入力でも音が小さいです。ただし、トーンやバランス、フィルターをスルーするCDダイレクトモードでは、ちゃんと音が出ています。
なので、中の配線を付け替えて、フォノダイレクト!に改造。これで、レコードプレイヤーでアナログ盤が聴けるようになりました。