手のひらを耳に添えると、音が少し大きくはっきりと聞こえますが、ずっとその姿勢を維持するのはツライ。なので、集音耳当てのようなものがあればいいな、というのは、誰しもが考えることではないかと思います。
じっさい、むかしソニーがオーディオ用途にそういった製品を出していたようですね。今どきなら100円ショップとかで売ってそうなものですけど。
ということで、それを手近な材料で作ってみようとかと思いたったわけです。見てのように牛乳パックを切って、ちょうどボロボロになって捨てるつもりだったヘッドホンのサポート部分にくっ付けただけのものですが。
装着感が悪いのはしょうがないとして、効果は、この状態では手を使うのより劣る感じ。耳当ての形状とかを、もっと工夫する必要がありますね。上手くすれば、夜中に小音量でも、音楽などがスピーカーで充分に聴けるかもしれません。
PCエンジンDUO-Rを入手して一年以上が過ぎましたが、黄ばみのリバウンドもほとんど無く、CDドライブの方も問題なく動作しており、バックアップメモリーも健在です。
さて、黄ばみのリバウンドというのは、黄ばみを除去しても、時間がたつと元に戻るという現象です。元に戻るというよりも、日焼けとは違う意味で変色するといった方がいいかもしれません。
考えてみると、漂白成分が筐体表面から浸透して紫外線に反応し、黄ばみを除去する訳ですから、そのあと洗っても残ってしまった漂白成分がリバウンドの原因となるのではないかなあ、と。
そこでこのDUO-Rに関しては、漂白液に浸けたのと同じくらいの時間、水道水に浸しました。根拠は薄いかもしれないけど、やらないよりはマシかと思って。
結果として、今のところリバウンドはほとんどないですが、水道水に浸けなくても同じだったかもしれません。まあ、こういうこともあった、というカンジで聞き流して下さい。
あと、この夏場に黄ばみ取りはオススメしませんね。とくに日中炎天下にさらすのは止めた方がいい。すぐに熱で変形変色しますから。あ、これは経験者としてのアドバイスです。
SFCのコントローラーをMSXで使えるようにするという、コントローラ信号変換基板 MSMCV1 を入手しました。9ピンコネクタと基板のキットで、自前で用意したSFCコントローラーのケーブルを剥いて、信号線を基板にハンダ付けする必要があります。
基板はコネクタケースの中にスッポリと収まる小ささで、コネクタの上下のピンの間に基板を挟みこんで、そのままハンダ付けしてあります。信号線のハンダ付けは、かなり細かい場所での作業となるので、ルーペや基板を固定するクランプ等があった方がいいでしょう。
ちょうど手元にSFCコントローラーの延長コードがあったので、それを切って繋げてみました。こういった社外品は、純正品とは信号線の色と順番が違っていることが多く、導通して確かめておく必要があります。SFCコントローラーのピンアサインは、コネクターを正面に見て、角の丸い方のピンを若番として、以下のようになります。
1. GND
2. X
3. X
---------------
4. /DAT
5. P/S
6. CLK
7. 5V
FS-A1STの場合、そのままでは、この9ピンコネクタと本体が干渉するので、延長コネクタ(別売り)を付ける必要があります。当初は、別に小さなプラケースを用意して基板をそれに収めて、アタリ仕様の9ピンコネクタを繋げようと考えていましたが、シンドそうなので今回はやめました。
この変換基板のユニークなところは、X 、Yボタンが連射になっていることですね。あと、試しにSFCマウスを繋いでみましたが、やっぱり使えませんでした。
これを購入したMAD研究所というサイトでは、他にもMSX関連のユニークなハードウェアが色々あります。改造済みのSFCコントローラーも用意されていたのですが、今現在は、在庫が切れているようです。
※ 7月8日追記
このSFCコントローラーは、MSXで使った後、SFC実機で使ってみると、キーやボタンが全く反応しなくなりました。その後もMSXでは問題なく使えます。SFCコントローラー自体を切って繋げる場合は問題にはなりませんが、自分のように、延長コードを使ってSFCと共用しようとする場合は注意したほうがいいかも。
MSX用のゲームパッドはATARI規格に沿っていて、その流れを汲むメガドライブのパッドを改造することで、MSXで使えるようになります。そのままでも、方向キーとBボタンは使えますけれど。
で、ちょうど使っていないメガドラ互換パッドがあったので、それを改造してみることにしました。以前に1,000円くらいで購入したものですが、ランドストーカーで方向キーの斜め入力に少々難があったので、ずっとしまったままになっていたものです。
やり方は、中の配線を何本か下記のように入れ替えるだけです。ピンアサインは、パッドのコネクタを正面に見て、上右端から1番、上左端が5番、下右端が6番、下左端が9番、となります。
MD MSX
1-------1
2-------2
3-------3
4-------4
5-------5
6-------7
7-------X
8-------9
9-------6
何番が何色の線かを導通して調べ、6番を9番の付いていた所に、7番を6番の付いていた所に、8番は浮かせて、9番を8番の付いていた所に、という具合に付け替えます。こうすることで、メガドラパッドのCボタンが、MSXのAボタンとして使えるようになります。
MSXエミュレーターならblueMSX、ということでさっそくインストールしてみました。動作に必要なBIOSは、オープンソースのC-BIOSなどもありますが、より実機を再現したいなら、各自がそれを用意する必要があります。表向きは!
ありがたいことに、FS-A1STには、blueMSXのサイトに、BIOSを吸い出すためのダンプツールが用意されています。
ということで、以下はFS-A1ST実機からBIOSを吸い出す方法についての、備忘録的メモです。
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MSXが扱えるフロッピーディスクは2DDまでですが、2HDであってもディスクの正面右下にある識別窓をテープで塞ぐなどすれば、2DDとして扱うことができます。
MSX用のFDをPCでバックアップするなら、Disk-Managerというツールが便利です。実FDをディスクイメージに変換するツールですが、イメージを実FDに展開することもまたできます。さらにディスクの2DDフォーマットも可能。
ディスクコピーも、Disk-Managerで行うと、ディスク入れ替えの手間が大幅に省けますね。また、作製したディスクイメージは、MSXエミュレーターでも扱うことができるようです。
ちなみに2HDのFDは、今現在アマゾンで10枚で1,000円程度、USBのFDDも安い物なら1,000円前後で売ってます。