三次絵の最近のブログ記事
公開したモデルデータがどんな風に扱われているのかというのは、やはり気になるものです。たいていは、見て終わり、なのでしょうけど。これがBlender形式なら、レンダリングしてみたりとかで、まだいろいろと遊んでもらえるんじゃないかと思うのですがどうでしょう。
というわけで、レイコ 10のデータをBlender形式にしてアップロードしました。カメラとか質感とか、いろいろいじってレンダリングしてみて下さい。そしてそれをPBBSにでも貼って下さいませ。なお、この記事のタイトルは、本文とは何の関係もありません。
DATA : gdm014_010.blend
マルチコアCPUの威力をハッキリと感じるのは、やはりそれに対応したレンダラーでレンダリングしたときですね。POV-Rayも3.7βでマルチスレッドに対応するようになり、擬似天空光を使った重たいシーンでもサクサクとレンダリングできるようになりました。
ここでいう擬似天空光とは、レイトレーシングにおいて、多数の点光源をドーム状に配置してスカイライト的効果を得る方法のことです。工夫次第では、ラジオシティやグローバルイルミネーションなどとはまた違った面白い表現が出来るのでは、と考えています。
さて、その擬似天空光をインクルードファイル化していくつかをセットにしたものをアップロードしました。汎用性とかあまり考えてないんで使いづらいとは思いますけどね。
DATA : skylight for POV-Ray
故障したPCに代わって新しく購入したPCには、インテルのCore i3 540がのっています。2コアだけど4スレッドという、なんだかよく分からない仕様です。ただ、デュアルにしろクアッドにしろ、ソフトが対応していなければその恩恵には与れないというはなし。レンダラーでいえばVidroがそうですね。というわけでVidroでレンダリングしてみました。以前のPCに比べれば流石に速いです。この画像では230秒ほどでした。
CPUも多コア化が進むというふうになると、もしかしたら将来的には、今のメモリーモジュールみたいになって、手軽に増設して性能アップが図れるようになるのかもしれませんね。
Renderer : Vidro
Mikoto対応のMQOモデルデータ「TTM101」をアップロードしました。折り畳み式のロボットです。折畳み式のケータイが元ネタです。折畳めるロボットにどういう意味があるのかは、謎です。
ちなみにTTMは、"Transformable Thinking Machine"の略です、というのは後からこじつけた設定で、実際には「畳む(TaTaMu)」からきています。101という数字にはとくに意味はありません。
また、このデータはKeynoteにも対応しています(モーションは含まず)。但し、Keynoteを立ち上げた後にファイルを上書き保存すると、Mikotoで開けなくなるので注意してください。
DATA : TTM101